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〈蠢く瞳〉
【鬼畜 官能小説】

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〈蠢く瞳・其の三〉-17

田尻『……お楽しみのようだな』


この部屋に、田尻は帰ってきた。
その表情は満面の笑みだった。
もう心配事は全て消えたかのような、晴れやかな顔つきだ。


田尻『……適当な理由を話したら、すんなり聞き入れてたよ。「棚瀬と井川が抜けても、頑張れるか?」って聞いたら、元気な返事を貰えたよ、嬉しそうな返事をな……』


有海も夏帆も、絶望の表情で泣き崩れていた……。
今まで精一杯テニスに打ち込んできたのは、一体なんだったのか……?
有海の選手としての姿勢、先輩としての振る舞い。
夏帆のテニスにかける真摯な態度・姿は、誰にも届いていない。誰も認めてはいない……その事の悲しさと空しさに、二人はうちひしがれていた。


『良かったねぇ、誰も心配してないって。邪魔者はいないって事ですな』

田尻『この年齢層の女子は、自分より可愛い奴を嫉妬心で嫌いますからね。ククク……だから《やりやすい》ワケですよ……』


田尻は目配せをし、有海を床へと降ろさせた。
胡坐状態のままで俯せに置かれた有海。
三角形に極められた脚はそのまま身体の固定脚となり、背中を丸めたままで夏帆に向かって尻を突き出したまま動けなかった。


田尻『ククク……なあ、有海……俺はテニス以外にもお前に教えたいコトがあるんだ……』

有海・夏帆「あ"〜〜〜ッ!!!」


四角いような、丸いような、微妙なラインを描く有海の尻に、田尻はそっと指先を当てた。
そしてそれは、淫らな曲線を尻に描き、満遍なくスルスルと撫で回した。


有海「あ"も"ッ!!もがあぁ!!」


何人…いや、何十人もの少女を毒牙に掛けてきた田尻の指先は、有海の尻の筋肉をビクビクと痙攣させるに充分だった。
柔らかな尻肉を滑り、腰骨を擽り、尻の割れ目を掠めると、太股とふくらはぎはギリギリと筋張り、尻肉は凝固するが如く緊張し、背中はビクビクと跳ね上がり、乱れた呼吸と悲鳴が部屋の空気を揺らした。


田尻『有海……お前を初めて見た時から、俺はお前とこうしたかったんだ……』

有海「う…うあ!!むがあぁぁぁ!!!」


およそ教師とも思えぬ〈想い〉の吐露に、有海も夏帆も、吐き気にも似た嫌悪を感じた。
俯せの有海からは見えぬが、夏帆からはよく見える……とろけた瞳で有海の下半身を見つめ、ヨダレで唇を潤わせながら尻を撫で回す田尻の姿が………。



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