第3章-4
「ここがオシッコの穴だよ」
と、すでに濡れているオ○ンコを広げて、指で指し示しました。
「これは何?」
男の子はむき出しのク○トリスを指でつつきました。
「くううん……」
ツボを突かれ、体がビクッと反応してしまいます。
「ねえ。これは何?」
しつこく聞いてきます。
そして、指の腹で円を描くように撫でました。
「そ、そこは……。あっ、あっ……」
「ワン!」
レトリバーがまたアソコに鼻を押しつけました。
よっぽど美味しかったのでしょうか。
こいつは俺の獲物だとでも言わんばかりです。
「あっ、ひやぁぁぁ!」
「こら、ペロ!」
「んん……、いいの。か、かわいい、犬ね……あうっ……」
私は男の子を制しました。
「んん――っ! 君の犬、よっぽどお姉ちゃんのココ、気に入ったみたいだね。ううんっ……。 すごいよ、この犬」
ペロの頭を強くつかみ、大声を出さないように奥歯をかみしめました。
男の子は何が起こっているのか、興味津々です。
私はイッてしまいそうになりました。
「あああっ! お姉ちゃんがイクところ見ててくれる?」
と、男の子に言いました。
意味は伝わらないでしょうが、関係ありません。
「いぐぐぐっ……、見て、見て! あああっ!!」
私はペロの頭を股で強く挟み込みながら激しく痙攣しました。
男の子はポカンとしていました。
「はぁ……はぁ……。見てくれてありがとう……」
私はとりあえずお礼を言いました。
それにしてもペロの舌使いは半端じゃありませんでした。
思わず連れて帰りたくなるほどでした。
「お前、年がら年中発情してんだな」
声をかけられ、私はビックリして飛び上がりました。
優斗君があきれ顔で立っていました。
見られた!
私は血の気が引いていくのを感じました。
優斗君は私のクラスメイトです。
その上、優斗君のお父さんはうちのお父さんの知り合いでした。
以前からちょくちょくうちへ遊びに来ていたので、よく知っていました。
ただ知っているというだけで、話したことは一度もありません。
それどころか、優斗君と他の生徒が話しているのも見たことがありませんでした。
決定的瞬間を見られたことよりも、人見知りのはずの優斗君に話しかけられたことの方が衝撃でした。