第2章-4
「もう、動けない。お願い……止めて……」
しゃべっている間も、バイブはずっとお尻の中で暴れています。
人はいませんでしたが、車は通りをビュンビュン行き交っています。
ヘッドライトがスケスケのお尻を照らします。
「早く立たないと、人が来るぞ」
脅しではありませんでした。
正面から人が歩いてくるのが見えました。
「でも、力が入らない」
「じゃあ、カエデのイヤらしいお尻をあの人に見てもらおうか?」
「イヤ!」
そうこうしているうちに、通行の人は迫ってきます。
傘で顔は判別できませんが、格好からして男の人のようです。
私は力を振り絞りました。
でも、お父さんに支えられていないと立っていられません。
お父さんにバイブを止めてくれる様子はなく、依然として私の中は振動しています。
通行のあの人が横を通れば、確実に聞こえてしまいます。
何より、カッパの下が裸なのが知られてしまいます。
私はお父さんの腕に強くしがみつきました。
足音が近づくにつれて心臓の鼓動が高まります。
堅く目をつぶってやり過ごそうとしたその瞬間、
突然、ク○トリスを握りつぶさんばかりの力でつままれました。
「びゃぁぁぁぁ――!!」
私は絶叫しました。
体が仰け反り、頭が真っ白になりました。
すぐ横を通る男の人も、走り去る車も、私を抱きしめるお父さんのことも、すべてが吹っ飛んでしまいました。
「すごいイキっぷりだな」
お父さんは呆れたように笑っていました。
私は公園へ連れてこられました。
春には桜の花見客で賑わう大きな公園でした。
カッパをはぎ取られ、生まれたままの姿になりました。
だだっ広い芝生の広場を四つん這いになって歩きます。
スースーと風が火照った体に当たって、この開放感がたまりません。
「オシッコしていい?」
「いいよ。よく見せてごらん」
私はしゃがんで、オシッコの穴をよく見てもらえるようにオ○ンコを両手で広げます。
街灯の明かりで、パックリと開いたオ○ンコが丸見えになります。
「お父さん見て! よく見て!」
「お父さんにじゃなく、みんなに見てもらいなさい」
お父さんは私を後ろから抱え上げて、子供にするように股を大きく開かせました。
オ○ンコは遠くからでもはっきりと見えてしまいます。
赤く充血しているのさえ分かってしまいそうです。