投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

龍之介
【姉弟相姦 官能小説】

龍之介の最初へ 龍之介 19 龍之介 21 龍之介の最後へ

龍之介・参-1

<2003年12月・・・葵18歳・龍之介17歳>

意識が戻った時は深夜で、家族は私以外眠っていた。
少しは寝られたけれど、痛みのせいで体を覆っていた眠気はどこかに行ってしまった。
隣にある月明かりに照らされた寝顔は、ただの弟だった。

意識は無くてもしっかり繋がれた手は、私を捕えて離さない手錠みたいだ。
剥き出しの肌に毛布が当たって少しくすぐったい。

(・・・ここも、他の場所みたいに、くすぐったくなればいいのに・・・)

龍之介の物が何度も入り込んで、擦られて大事な場所が痛んで、触る事が出来なかった。


あの日、龍之介と久しぶりにお風呂に入った日・・・私達は¨姉弟¨では無くなってしまったんだ。
龍之介は¨獣¨になり、力では勝てない私を本能が赴くままに犯す様になった。
起きてすぐ、まだ寝呆けている私を襲ったり、寝る前に何度も求めてきたり、体が休まる暇が無かった。

まだ最初の頃は、行為に及ぶ際に母さんや父さんに気付かれないか心配していて、多少は人間らしさが残ってた。
私が嫌がるのを気にしないどころか、寧ろ見て楽しむ様になったのはいつからだろう?


(このままじゃ・・・龍くんに何もかも滅茶苦茶にされちゃうよ・・・)

龍之介の硬い手が私の小さく弱々しい手を離そうとしない。
どうしてこんな事になっちゃったのかな。まさか、龍之介がこんな子だったなんて・・・

(・・・また、この子のせいにしてる。私がおかしくさせたのに・・・)

龍之介と体を重ねるより前に、疲れて寝ているのをいいことに、性器をいじくったのは私だ。
これは罰。この、体を焼き尽くす様な痛みは、何も知らない弟に下品な真似をした私への・・・

(どうして、あんなに愉しかったんだろう。いつも可愛がってきた龍くんに、なんで・・・)

私は、我慢する事が出来なかったんだ。
いつからか、弟であるはずの龍之介を、一人の男として見る様になってた。
龍之介はずっと私を姉として接してきた、と思う。
ちょっとでもいやらしい話をしようとすれば、すぐに違う話題を振ってきて、それが何だか可笑しかった。

そんな弟を少しからかってみたいと思った私は最低の姉だと思う。

手玉に取って遊ぶのを心から楽しみ、喜んでた。顔をすぐ真っ赤にする、性に関して何も知ろうとしない、純粋な龍之介・・・
私よりも身長が小さい時から、一緒に過ごしてきた弟。

こうなってしまったのは弟を狂わせた私への罰−



龍之介の最初へ 龍之介 19 龍之介 21 龍之介の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前