テーブルの下の小さな幸福ラスト-1
「困ったね…」
私は遅め朝食を取りながら床を転げまわるくぅ〜ちゃんを見つめた。
此処はマンションの四階だし。
小さい時にカラスに襲われた事がトラウマになってるくぅ〜ちゃんは窓にも寄りつかないし。
そのくせ…発情してるし。
自分の相手にも事を欠いている私が…紹介してあげれるオス猫なんていなし。
「ファアァァァァァ」
そんな困っている私の足にくぅ〜ちゃんは痴女の如く自分のお尻を擦りつけてきた。
「もぉ…くぅ〜ちゃんのエッチ!」
まぁ…私が言えた義理ではないが。
でもホント…どうしよう…。
手術って手もあるけど…。
同じ女として、なんか可哀想な気がするし。
ホントに困った。
私は朝食を終えて居間のソファに座ってもくぅ〜ちゃんは同じ感じ。
「ナゴォォォォォ」
私の足元でお尻を振ったり…足に擦り寄ったり。
アタシを食べてアピールの繰り返し。
もしかしたら私よりも積極的かも。
「しょうがないないか…私の子だもんね…」
私はちょっとだけ好奇心に駆られて手を伸ばすと。
くぅ〜ちゃんのお尻の方から後ろ足の間を擦ってみた。
「ウウァァァァァァ…」
くぅ〜ちゃん低く唸りながら尻尾を持ち上げてる。
「いいの?くぅ〜ちゃん」
私は指を動かしながらテーブルの上に置いてあった麺棒が目についた。
いつもは私がお世話になってるし…今日は私がくぅ〜ちゃんを気持ち良くしてあげよう。
私は麺棒を一本引き抜くとくぅ〜ちゃんの後ろに四つんばった。
「ウアァァァァッ…」
くぅ〜ちゃんは早く抱いてよって感じ唸り続けてる。
「いくよ…くぅ〜ちゃん」
私は首の辺りを優しく押さえるとくぅ〜ちゃんの女の子のところに麺棒の先を挿入した。
「ナァァァ」
くぅ〜ちゃんは短く鳴くとジッとしだした。
人間と同じでいいのかな?
私はくぅ〜ちゃんの中に入れた麺棒を少しつづゆっくり動かしてみた。
くぅ〜ちゃんはジッとしたまま尻尾をピクピクさせている。
やぁぁん…なんか健気な感じ。
「くぅ〜ちゃん…気持ちいい?」
私は目を細めてるくぅ〜ちゃんの顔を覗き込んだの。
くぅ〜ちゃんたらこっちを見て“なに見てんのよ”って言いたげ。
「フニァ!」
くぅ〜ちゃん私の手から離れると後ろ足をピッピッって振ってる。
これで良かったのかなぁ?
くぅ〜ちゃんの欲求は結構凄くて。
その後四回も同じ事を繰り返した。
夜になったらくぅ〜ちゃんも少しは落ち着いたみたい。
いつも親愛の情を示す顔ゴシゴシはしてくるけど。
お尻ゴシゴシは無くなった。
ただ…今度は私が悶々としてきちゃった。
また…しちゃおうかなぁ。
パジャマ姿の私はベットに寝転ぶと下腹部に手を忍ばせていった。
あぁぁぁ…私とくぅ〜ちゃん、どっちが先に殿方に愛して貰えるのだろう。
完