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狼さんも気をつけて?
【幼馴染 官能小説】

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狼さんも気をつけて?-14

「あ、あぁ……ひゃ、だめ、や、ん、んぅ……ふぅ……」
 夢は舌先で空をもがき、あえぎ声をもらいながら弱い痙攣を繰り返す。舌先がクリトリスを離れると、彼女は無理矢理の痴態に少し起こったように眉をしかめる。
「んもう! やっぱり躾がなって無いわね……、人が大事な話をしているときはクリトリスを弄っちゃダメって習わなかったの?」
 そんな卑猥な教えは最近の性教育の教科書にも存在しない。明は止まることなく舌先を躍らせ、ピチャピチャと音を立てて蜜を啜る。
「んやぁ……、なんでエッチな音をたてるの? そんなに美味しい?」
「うん……だって、夢のだから……」
「バカ……、でね、夢魔は……、あ、そこ、強くしちゃだめ、そ、そうかも、はぁ……、あ、あのね、夢を操る悪魔なの。で、人の夢を渡り歩いてイタズ……や、歯でしちゃだめなのぉ、夢、あんまりされるとおかしくなっひゃう……ッ!」
「んはぁ……、イタズラって、さっき見た夢、もしかして全部夢の仕業?」
 確か変な夢だったが、夢とは総じておかしなものであり、口にするのを控えていた。しかし、彼女が彼の夢の内容を語るにつれて、その夢魔という言葉にも真実味が帯びてくる。
「うん……ゴメンね……。でもね、お詫びにいっぱいイイコトしてあげるもん……」
(もういいよ。こうして夢としちゃってんだし。でも、これも夢とか言わないよな?)
 舌先で割れ目の奥を探る。大陰唇を捲り、窪みをなぞる。舌先三ミリ動かすと、それに連動して夢の頭が三センチ揺らす。
「やぁん、明の舌……、気持ちイイトコにあたるぅ……やん、ストップ、ストップ」
 興奮と甘い刺激に上気した夢は、逃げるように腰を引き、秘裂を手で隠す。
「やっぱりダメなの?」
 オアズケにされる明は、捨てられた子犬のような目で夢を見る。
「そんな顔しないの……ほら、こっちにいらっしゃい、横になるの……」
 夢はベッドの中央でヒナ座りになると、明に横に来るよう手招きする。まだ貪り足りない彼は興奮を抑えられず、ベッドに飛び乗り仰向けになる。
「いい子ね……」
 夢は明のオデコにキスをすると、足を大きく上げ、そのまま彼に跨る。
 ピンクの割れ目を目の前にした明は、乾いた口内を潤そうと必死に舌を伸ばす。その先っぽが叢に触れると、媚肉がニュチュリと歪み、とろぉりと蜜を溢す。
「あはぁん……、んもう、しょうがない子ねぇ……待てないの?」
「待てないよ、だって、こんな美味しそうなものが目の前にあるんだもん」
「うふふ、待ってて、今いいことしてあげるから……」
 腰の辺りを弄られ、ズボンを引きずり下ろされる。短パンの隙間から勃起した逸物を、冷たくて細い指で掴まれる。すると、不思議と熱が沸き起こり、充分に勃起していたハズの陰茎が、さらに硬くなり、膨張するのが分かる。
「夢、初めてだもん……、だから、あんまり良くないかもしれないけど、やるもん……。あ、あーん、むぅ……ちゅっ……んはぁ……はぁむ……」
 亀頭の先端にちゅるんとした刺激があり、続いて温かく滑らかなものに当たった。
 手や太腿とも違う感触に包まれた逸物からは、絶えず甘い刺激が送られる。その正体不明の快感は、確実に明をトリコにする。
「あぁあ……夢、何してるの?」
 起き上がろうにも水色縞模様のショーツが眼前に迫り、卑猥な香りで彼を縛り付ける。
「ちゅはぁ……いいから、明も続きするのぉ……おねがぁいぃ」
 それでも気になる明は、酩酊に似た快感を振り切り、半身を起こす。
 絡みつく太腿を退け下半身を見ると、赤い蕾のような夢の唇が自分のいきり立つものを咥え込み、サオを右手でゴシゴシと扱いていた。


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