〈蠢く瞳〉-22
夏帆「あぐッ!?も"う"ぅ"!!お"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!!!」
またも敏感な突起物に触れ、容赦のない悪戯を加えた。
肛門内部と直腸内部、自身の体内から排泄される物以外の侵入に、腸壁も肛門も排出の指令を脳に送り、激しい腹痛を催させ、鳥肌を立たせた。
その強張る身体は、充血している突起物を更に硬化させ、神経を鋭敏に研ぎ澄まさせた。
『見ろよ…あの容器から牛乳が減っていくだろ?夏帆ちゃんのお尻に入っていってるんだよ?』
夏帆「ほぶッ!!ぐ〜〜ッ!!!」
『さっきよりもクリちゃんがコリコリになったねぇ……気持ちイイんだ?イヒヒ……』
『もう空っぽになりそうだな。足してあげるね……気持ち良くウ〇チしてね〜』
白目を剥くほどに引き攣った顔……全身が鳥肌に覆われ股間の筋肉はビクビクと痙攣している……ガチガチに固くなった果実と秘豆を弾かれる度、夏帆の身体は哀しくも跳ねた……幼い精神は、身体は、健気にも耐えていた……自尊心などという言葉は知らなくても、人前で排泄する事がどんな事なのか、夏帆には理解出来ていた。
『ほぉ〜…随分と頑張りますなあ』
『そろそろブチ撒けますかな?バケツを当てときましょう』
夏帆(ふ…ふざけ…ないでよぉ!……あんた達の……好きに………)
馬鹿にした言葉と行為の連続に、夏帆の心には悔しさと同じくらいの怒りの感情が生まれてきていた……恐怖に怯える自分と、それを押し退けようとする自分……有海から与えられた“負けん気”が、心の中に生まれた。
ブリキのバケツが夏帆の尻の下に差し出され、これ以上ない痴態を記録しようとカメラのレンズが向けられた。
肛門までもピリピリと痙攣を起こし、爆発するのは間近なようだ。
その陥落寸前の肛門から、ゴムチューブはスルリと抜き取られ、グニグニと蠢く様が丸見えとなった。
夏帆「が……ぐふ……ぶぷ……」
ヨダレを噴き出しながら、赤く充血した瞳で男達を睨みつけたが、もはや夏帆の顔の筋肉は、感情を作り出す余裕はなかった。
目尻はピクピクと痙攣し、眉間は皺だらけでグシャグシャになっている。
もうどこにも、可愛らしい本来の表情はない……苦痛に悶える阿鼻叫喚の姿だ。
夏帆(だ…ダメぇ!!ダメぇぇ!!!)
バケツに“何か”が当たり、バラバラと派手な音を発てた……何処か打楽器のような打ち付ける音だ……。