最後の夜・後編-8
「んンっ…!!」
ガーネットの身体が跳ねた。
ショーツの上から手のひらで秘部全体を覆うように触ると、そこはぐっしょりと濡れている。
「あ…すご…ガーネットのここ」
「ぅん!あ!はうっ!!」
秘部全体を揉むように触ると、ショーツの中からグチュグチュ湿った音が聞こえる。
堪えられず、おへその下から手をショーツの内側に差し込んだ。
指にこころばかりの薄いヘアーが触れる。
少しいじってから更に奥に進み、中指を筋の切れ目にあてがう。
そのままヒダを掻き分けるように指を進めると蜜が絡み付いてくる。
「ガーネット、ぐちょぐちょだよ?」
「やあ…っ」
悲鳴のような声。
熱を持った割れ目をレールのようにして指を何度も往復させると、すぐに小粒の肉粒が主張してきてコリっとした感触が伝わってくる。
「クリトリス、起っちゃったんだな」
「は…?な、っに?んンっ」
「ココのこと」と言って肉粒を円を描くように触れるとガーネットが身体をのけ反らせた。
快楽から逃げるように身体を弓なり曲げるが、ロイに手をがっしりと掴まれ逃げられない。
ガーネットはビリビリ痺れるような快感に眩暈がする。
「あッ・・・く!そこ、ダメ…っ!ロイっ」
「駄目?気持ちいいんだろ?そんなに腰振って…」
無意識のうちにロイの指に合わせて腰がゆらゆら揺れていた。
手を繋がれて快楽に腰を振る様子はたまらなく官能的に見える。
指の力を強くして押しつぶす。
「んぅっ…そん、なァ…!」
「俺に気持ちいいと言うんだ、ガーネット」
「ハっ!くっう!そんなことっ…言えな…っ」
親指と人差し指で腫れた粒をきゅっと摘む。ビクビクと身体が跳ねた。
「あぁっ!ロイ!!」
「今夜はお前は俺のものだろう?俺だけに言うんだ、クリトリス弄られて気持ちいいだろ?」
「きっ、キモチ…いいのぉ!!」
快感に理性が陥落したガーネットは大きな声で答えた。
指でコリコリしこる粒をしごく。
「俺が好きか?」
「ふっ…好き!好きよっ!ぁっ…!」
「愛してる?」
「あいっ、愛してる!愛してるのっ!ずっとずっと…愛してたのっ!!ロイっ!!」
「俺もだよ、ガーネット。よく言えたな…」
満足そうに微笑み、充血した肉粒を爪で弾いた。
「くはぁぁっっ!!!」
身体全体をビクビクと痙攣させガーネットは快感の頂点に昇り、ロイの肩にがっくりとうな垂れた。