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団地妻の告白
【熟女/人妻 官能小説】

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202号〜荒井恵美-1

団地妻の告白〜202号〜

『荒井恵美の告白』


夫40歳、長男6歳、次男4歳、そして私は現在37歳です。
いきなりですが、私とんでもないことをしてしまいました。
なんと、よりによって甥っ子相手にセックスしちゃったんです。
もちろん甥っ子に手を出すなんて端から思ってもみないことでした。
思ってもみない事だったんですが……なんて言うか……成り行きで……。
それは、旦那との些細な喧嘩がきっかけでした。

家の事はすべて私にまかせっきりなくせに、何かとチクチク細かいことを言ってくる夫。
私って男まさりな性格でして、ちょっとした事でも口にしないと我慢出来ないんです。なので、嫌味癖のある夫との喧嘩は日常茶飯事です。
その日も些細な事で喧嘩になったんですが、この時ばかりはどうしても怒りがおさまらず……私、あろうことか夫と子供を置いて家を飛び出しちゃったんです。

『今夜は姉夫婦の家に泊めてもらうから!』

一応夫の携帯にメールし、私は隣町にある姉夫婦のもとへと向かいました。
もちろん姉には何の連絡もしていません。
突然の訪問です。
なので、当然ながら姉夫婦が旅行に行ってて留守だということなど、このときは知りませんでした。


ピンポーン―――

玄関チャイムを押し、イライラしながら姉の姿を待つ私。
は〜い、と間延びした返事をしながらドアを開けてきたのは、姉ではなく甥っ子の太郎でした。

「おっす! 久しぶりね、太郎。お姉さんは?」

「あっ、恵美おばさん……こ、こんばんは。母さんたち、いま旅行に行って留守だよ」

「へっ、旅行? 二人で? マジで〜っ!」

「う、うん、マジです」

「はあぁ……なんてタイミングの悪い……まっ、いっか。ちょっとお邪魔するわよ」

「えっ……? あ、あの」

戸惑う太郎を尻目に、勝手にドカドカと家の中へ上がりこんでいく私。

「ああ、暑いわね〜。太郎、エアコンつけてよ。あと、ビールがあったら持ってきて頂戴」

シャツの上に羽織っていた白のブラウスを脱ぎ、リビングのソファーにどっかりと腰を下ろす。

「あ、あの〜、恵美おばさん、ビールは缶のままでいい?」

「うん、ありがと。太郎、あんたもこっちへ来て座りなさい。一年ぶりなんだし、ゆっくりお話でもしましょう」

姉の一人息子、太郎の子育てには独身だった私も積極的に参加してきました。
太郎がまだ小さい時など、よく二人で遊園地や動物園に行ったものです。
それゆえ、太郎の存在にはどこか我が子のような感覚さえ抱いてます。


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