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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その4)-2

「お疲れさまです、研二郎様ですね」
にこやかに微笑むその女は、間違いのない優子の声だった。

「あ・・来てくれたんだね、有り難う・・優子・・・だね」
研二郎も落ち着いて優子に会釈しながら紳士然としていた。

「あ、はい・・優子です、お疲れさまです、ご主人様・・」
そう言うと、はにかみながら言う彼女に研二郎は頷く。

彼は心の中で呟いた。
(これは思っていた以上に期待できそうな女だな、
こんなに美しい女も久し振りだし、大きな胸と尻も中々のものだ、
わざわざ飛行機に乗ってまで来た甲斐があるというものだ。)

「あの・・・ご主人様」
「ん?・・・何かな、優子」
「はい・・あまり私を見つめては恥ずかしいです」

そう言ってはにかむ優子を見て、研二郎は益々その思いを強くした。
「あはは、すまん、すまん・・あまり優子がイメージと違っていたのでね」
「えっ?そうですか、あのわたし・・・気に入りませんか?」

優子は、少し不安げな顔をしたが、そんな仕草も美しい。
研二郎は笑いながら優子に近づき耳元で囁いた。

(素敵だよ、最高の女だ、お前を後でたっぷり調教が出来ると思うと、
俺のチンコがもう元気になってきたよ)

そう言うと研二郎はいきなり優子の手を握り、
自分の股間に彼女の手を押しつけた。
思わぬ彼の動作に驚き、優子は自分の手を引こうとしたが駄目だった。
力強い研二郎の手は彼女の手を捕らえて放さない。

彼女の手のひらは(固くなった男性自身)を感じていた。

「あぁ、ご主人様・・こんなところでいきなり、人が・・」

二人のこの妖しげな動作に、近くにいた若い旅行客が思わず振り返る。
身長があり、きちんとした身なりの紳士が、
美しい女性とあるまじき行為に及んでいる光景は目立つ。


「あはは、私の挨拶代わりさ、優子」
研二郎は優子を見つめながら笑った、優子の顔は赤くなっていた。

「いきなりなんて、ひどいです・・ご主人様」
お互いの顔を見つめ合い、始めて優子は笑った。
この瞬間から、彼等は新しい二人だけの関係になったようである。


二人は空港内のレストランでコーヒーを飲んでいた。
「あの、優子」
「はい、ご主人様、何でしょう?」
優子はコーヒー・カップをテーブルに置き、研二郎を見つめる。

「まず、私達はお互いを信じることから始めよう」
「あ、はい、私もそう思います」

「私はネットでは研二郎といっているが、それは実名なのだ、
それに私はこういう者だ、お前に隠し立てはしたくない、
ただし、お前のことはお前に任せる」
そういうと研二郎は懐から運転免許証を出し、優子の前にみせた。


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