〈価値観〉-32
『テメエ、ちゃんとケツ穴絞めろよ!!』
『気持ち良く使ってもらうのが便器の仕事だろうがよぉ!!』
「がはぁ!!ふは…ぶあっ!!ぅああ!!」
『アハハハ!!富代がメチャクチャにされてるぅ!!気分がイイぞ!!!』
次々と男達は入れ替わり、肛姦に悶える富代の顔面に放尿し、誰かが果てれば間髪入れずに、肛姦遊戯を楽しむ為に下半身に群がる。
『マ〇コがムズムズしてんだろ?ほらよ、ご褒美だ』
「!!!!!」
心ならずも潤いを見せる牝穴に、肛姦だけで飽き足らぬ肉棒が突進した。
突然の訪問に驚く肉襞だったが、大きく逞しい男根に歓喜し、膨れた亀頭にネットリと絡まり、肛門に負けじと手厚く歓迎し、精液の放出にプルプルと踊った。
「ふあ…ふ……んがぁ!!!」
『修二君〜、許してあげるかな?』
『まだまだ、全然足りないですよぉ』
開いたままの肛門と牝穴から、ダラダラと白濁液が溢れ出し、糸を引いてマットに滴る。
富代は放心状態で、鏡に映る、便器として使用されている自分の姿を見つめていた……その虚ろな瞳から、僅かに涙が零れている……まだ、人間としての感情はあるらしい。
『修二君が許すのと、テメエが孕むのと、どっちが早いかな?』
止む事のない輪姦……絶望の淵にある富代の心など考えず、嬉しそうに蜜壺を掻き回し、絶頂のうちに果てる……男達の宴は続いた……………。
今日も修二は学校で、一人で過ごしていた。
富代は絶対に〈安全〉な所に居る……修二でさえ知らぬ場所だ。
会いたいとメールを送ると、迎えの白いセダンが来る。
そして車内で目隠しをされ、富代の居る部屋へと連れていかれる。帰りも同じだ。
(今もアイツは……ククク……)
笑顔の消えた富代の友達を横目で見ながら、修二は笑いを堪えた。
(どうせアイツらも便器だ……肉便器だ……)
もう世の中の女性は、修二にとって、性欲のはけ口としか思えなくなっていた。堕ちて壊れた富代の姿に異常な興奮を覚え、もっと壊したくなる衝動に駆られていた。