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〈価値観〉
【鬼畜 官能小説】

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〈価値観〉-21

『オイ、クソ女!テメエのマ〇毛を剃ってやってんだぞ?スベスベになるトコ、ちゃんと見ろよ!!』

富代の頭上に立ち膝になり、両手で髪を掴んで顔を上げさせ、乱暴な言葉を浴びせた。
髪を毟られる激痛と屈辱に、喚き立てて腕を振り回すが、この行為にすら、富代は為す術を持たなかった。
歪めた顔を真っ赤に染め、ボロボロと涙を零すだけだった。


「あぐぅ!!離し……嫌あぁぁ!!!」


剃刀が滑り、クリームが取り払われると、そこには滑らかな柔肌だけが残っていた……ポツポツと、黒い毛根が彩りを添えるスベスベな果肉は、なんとも無様で、淫らであった。


『どうだい?毛が無いだけで家畜っぽくなったろ?』

『……変態に見えますね。この女にはピッタリですよ』


幼児のような性器にさせられ、情けなく嗚咽を漏らしている富代を、修二達は嬉しそうに見つめた。
カメラは、その泣きじゃくる顔を映し、舐めるように胸元から腹部へと移動し、そして屈辱の果肉を記録した。


「ヒック…ヒック……な、何するの…?お願いヤメ……嫌"ぁ"ぁ"!!!!」


部屋の中で揺らめく炎……男達は真っ赤な蝋燭を手に持ち、火を着け、そして富代の上で、ゆらゆらと動かした。


「あ"ッ!!熱!!……熱いぃ!!!」


富代の上に翳された蝋燭は、炎の揺らめきと共に熔けだし、それは熱蝋となって降り注いだ……恐怖に引き攣る声をあげ、腕や脚をばた突かせ、必死に熱蝋から逃れようと足掻く。


『なかなかダンスが上手いじゃないか……フヒヒ…』

『修二君もやってみろよ』


勧められるがままに、修二も蝋燭を手に取り、富代の身体の上に翳した。
炎がチロチロと笑いながら、真っ赤な〈ヨダレ〉を、豊満な胸の膨らみや、無毛の果肉へと垂らした。


「あひ!!ヤメ…てぇ!!熱いぃ!!熱いってばぁ!!!」


SMで使用する蝋燭は、低温で熔解する蝋を使っている為、火傷までには至らない。
それでも、炎の中から降り注ぐ熱蝋は、視覚からの恐怖を与え、肌に何かが噛み付くような痛みと熱は、富代の身体を充分に悶絶させた。
白い肌が赤く塗り潰されていき、玉のような汗が、全身から噴き出す。
その汗を弾き散らすように、更に熱蝋は柔肌を埋め尽くした。


『ヒヒヒ……もっと…もっと暴れろ……』


遂に修二は堕ちた………眠っていた異常性欲が開花し、富代の苦悶の表情に、味わった事の無い興奮を覚えていた。
耳に届くのは、富代の悲痛な叫び声と、自身の激しい鼓動の音のみ。
男達の楽しげな笑い声も、聞こえてはいなかった。


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