〈価値観〉-12
「…お"…ご……」
一瞬、意識が遠退き、喉が{ゴクリ}と鳴った……富代は目を剥いたまま、何処か一点を見つめて、身体をブルブルと震わせていた……大嫌いな男に姦され、汚液を飲まされ、子宮に精液を放出された心の痛みは、身体の悲鳴は、富代にしか理解出来まい。
『ウヒヒヒ……ざまあねえや!オマエのせいだ!オマエが全部悪いんだ!』
荷台の上に仁王立ちになり、修二は富代の胸元や顔面を踏み付け、大声で怒鳴り付けた。いつも自分を罵る〈牝〉を踏み付けている事に、何とも言えない爽快感や達成感を覚えていた。
それは“疼き”へと変化し、肉棒はまたも反り返った……。
『……フン!』
富代が自分にしたように、修二は鼻であしらい、侮蔑の視線を浴びせ、そしてまた、柔らかな果肉を味わい始めた………。
『さ〜てと、学校行ってくるかな?休んで疑われたらマズイし』
雨が少し残った灰色の空は、白み始めていた。
富代にとっては生き地獄の、修二にとっては至福の夜が、終わりを迎えていた。
時折、虚ろな瞳になりながらも、それでもまだ睨み付ける富代に、修二は怠そうに語りかけた。
未だ荷台に固縛されたまま、身体をビクビクと引き攣らせて、果肉の穴から精液を垂れ流していた。
『帰ったら、また“イイ事”してやるよ……』
眠そうな目を擦り、富代の顔を覗き込む……泣き続けた目は充血し、瞼も赤く腫れており、ボサボサの髪は顔面に乱れて張り付いていた。
一晩中、修二の尽きる事の無い性欲を受けさせられた身体は、精液の青臭い匂いと、牝の生臭い匂いを発散していた。
『このマ〇コの匂い、洗ってからじゃないと行けないか……汚いマ〇コしやがって!!』
修二の股間からは、性交の残り香が立ち上り、それは制服を着た位では抑え切れるものでもない。
軽口を叩き、富代の顔に唾を吐き掛け、淫臭の漂う小屋から出ていった………。
[上手く使えました。一人で遊んでも楽しいですが、みんなと一緒なら、もっと楽しいはずです。]
一旦帰宅した修二は、シャワーを浴び、ネットの友人に報告をした。
写真などを添えて自慢したかったのだが、それでは〈事件〉を公表するようなもの。
友人だけに分かるように、他愛のない言葉を並べ、結果の報告をした。
そして、学校が始まるまで、まだまだ時間はあるのだが、カキコミを終えると、そそくさと学校へと向かった。