教師の情事(3)-6
「ああ、ああ、凄い、凄い!!!」
正之が快感の声を上げるたびに乳房を揉む手も激しくなっていく。
陰のうから肉棒に精が走る振動が口に伝わった。
「出る、出る、出るぞ、口の中で出すぞ!!」
(さあ、出しなさい。)
肉棒から大量の精が吐き出された。その精の量は多く、佐和子の口の中は
たちまち正之の熱い精で一杯になった。佐和子はそれを一気に飲み込んだ。
(やっぱり若い男のザーメンはおいしいわね。)
佐和子は全ての精を吐き出さんと肉棒から精を吐き出した後も頭を動かしながら
口の中で呻いた。
精を出した正之は茫然としながらもベッドで横たわり、その隣には佐和子が座っている。
時間をみたらもいう20時だった。
「正之、そろそろ帰らないと。」
「え、もうこんな時間!?」
「仕方ないわよ。さあ、そろそろ帰りましょう。」
「わかった。じゃ、また今度。」
「うん。」
そう言うなり佐和子は再び正之の唇を軽く塞いだ。
とある郊外のラブホテル。その一室に全裸の男と女がいた。
ベッドで横になりながら煙草を吸う萩原だった。
「全く、あの女が邪魔しなかったら聞き出せたのに!」
隣で全裸の女が怒りを爆発させている。孝子だった。
二人は1年前から不倫の関係にあった。
「萩原先生、聞いているんですか!?」
「落ち着け。今はこれ以上傷口を開けないようにするんだ。
篠原先生については俺がなんとかする。」
「何をするんですか?」
「今はそれは言えない。でも何とかするよ。あと須藤先生も野村には
関わらない方がいい。」
萩原のそれを言う目は狂気に満ちていた。