君しか愛せない〜初めて彼女を抱いた日〜-13
「……ありがと。」
彼女と俺の身体を拭いて、べッドに寝転んだ俺に、彼女が寄り添ってくる。
腕枕をしてやると、
彼女は俺の腕の中で、小さく丸まった。
時々、首筋に彼女の温かい吐息がかかって、また俺は妙な気持ちになってしまう。
「くすぐったい?」
そんな俺の気も知らずに、
彼女が、いたずらっぽく笑う。
「……俺を、誘ってるの?」
「やだ、違う!バカッ!」
俺の言葉に照れまくって、
真っ赤になる彼女。
マジかわいい、こいつ。
「ねぇ、お前さぁ、脱いだら超ヤバい。」
いや、これは真面目な感想。
こんなにフェロモン出してる身体だったとは想定外だったから。
「もぅー!なに見てんのー!」
「見なきゃ、何にも出来ないでしょ?」
「キャッ!」
手の平で、彼女の肩からお尻までのラインをスーッと撫でると、また彼女はかわいい声を上げた。
ヤベぇ、俺。勃ちまくり。
何回でもイケそう。
今までも、超ハマってたけど……
これで、こいつの身体にまで
ハマったら……
一生、手放したくなくなる。
「めちゃくちゃ可愛かったよ。あんな可愛い声出すんだ?」
「いやっ!」
耳を塞ぐ彼女。
ヤバい、俺のドSの血が騒ぐ。