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地獄に殴りこみ
【コメディ 恋愛小説】

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地獄に殴りこみ 〜5〜-5

「あれか。」
「けどリーマスがMなんてね〜。ホント驚きだわ」
「どんなやつなんだ?」
「クソ真面目。この一言で全部言い表せれるよ」
「そいつが『もっとぶってください』とか言うのか。シュールだな」
「人は見かけによらないね」
「まぁ、人間ではないがな」
「あ、出てきたよ」
「よし。入るときと出るときを撮ったからいいだろ」
さすがに中で行われてることを見る気はねーからな

「じゃあ次は、あんまり行きたくないけど・・・」
「ああ、禿げデブの家だな」


「ねえ、恭くん。」
「なんだ?」
「あれ、ロッドじゃない?」
「ん?ああ、ただのデブのほうか」
「あいつの弱み、何だろうね」
「そうだな。ピーマンじゃ対した弱みにならんしな」
ビューー フワッ
「「!?」」
『ん?お、おぉ!?』
「フェイ!!」
「うん!」 カシャッ
『とと、誰にも見られてないよな?』


「ばっちり見られてるっつーの」
「写真も撮りましたっつーの」
「でも良かったね。弱み握れたよ」
「そうだな。しかし、これであの二人を区別できなくなったな」
これからあだ名はカツラ野郎にするか

「よかったね。偶然だけどバッチシだよ。」
「ああ。これで全員揃ったのと同じだな。」


「うっわ、マジで女装してら」
「おえ、おえぇ」
「ほれ、吐いてねーで写真撮れ」
「で、でも恭くん。これはちょっと」
「・・・写真撮ったら抱きしめてやるぞ」
「ほんと!?」
「ああ」
「わ〜い」 カシャッ、カシャッ
「ばっちり撮りました!!」
「いいだろ」
「じゃあ恭くん恭くん。」
「ああ、ほれ」
「わ〜い。」
ギュ〜〜
「えへへ〜。あったか〜い」
「じゃあ行くぞ」
「ね、恭くん」
「ん?」
「ん〜〜」
ガツッ
「ふぎゃ!!」
「なに調子に乗ってんだてめぇ」
「だ、だって普通あの状況になったら次はキスじゃないの!?」
「黙れ。バラすぞ」
ぷるぷるぷる
「ほれ、帰るぞ」
「ふぁい」
「さてと、じゃあ決戦といきますか」


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