葉月の夜に 第一章「外れた世界」-2
目が覚めるとそこには私を見下ろす母様がいた。私は冷たい鉄の床に倒れていた。
「母様…」
「儀式は終わったわ。そろそろ夕食の時間よ」
「…はぃ…」
返事をし、私は重い体を起こた。辺りに脱ぎ捨てられた下着や制服を着直し、薄気暗い部屋を出た。
リビングに行くと背丈の小さな男の子が座っていた。
「あっお帰り!お姉ちゃん」
「ただいま…啓太」
「お姉ちゃん大丈夫?すごい疲れた顔してるよ?」
「ぅん…ちょっと疲れたかな」
啓太はまだ私達が魔法使いの家系であることを知らない。私も高校生になるまでは知らなかった。そして18歳になる年にこんな儀式を行うなんてことも…。
「大丈夫、詩織さんのおいしいご飯食べれば元気になるよッ」
「私…夕食いらない」
「えぇ〜!!駄目だよちゃんと食べないと」
「そんな気分じゃないの…」
そう言い残し、私はバスルームへと向かった。
服を乱暴に脱ぎ捨て、バスルームへと入る。蛇口をひねりシャワーを頭から浴びる。
「…ハァ…ハァ…」
体が…まだ熱い。儀式を初めて三週間目…。最近特に体の熱が引かなくなってきた。魔力が覚醒し始めてるから…?
――――ガラッ。
不意に後ろのドアが開く。そこには詩織が立っていた。
「ちょっと詩織ッ!入って来ないでよ!」
「お嬢様…」
いきなり入ってきた詩織は、いきなり近付いてきて、そしていきなり唇を重ねてきた。
えっ……?
私は予想外のキスに戸惑う。詩織はゆっくり重ねた唇を離す。
「火照った体を…お慰みするのも私の仕事です…」
そう言い、優しく私の胸の膨らみを揉み始める。
「ちょッ!ちょっと詩織!?」
「私に…任せて下さい」
詩織の指が胸の先端を捕らえる。
「ゃッ!…ァ…ハァ…ん」
「失礼します…」
さらに詩織はその先端を包み込むように口に含む。
「ぁんッ…し…おり…だめ…ふァ…」
脚に力が入らなくなりタイルの上に崩れる。その私に詩織が覆いかぶさる。そして詩織の手が脚の間に割って入り、恥部に触れる。
「んぁッ!!あっ…んん…ゃ…はぁんッ」
さらに詩織の指は割れ目の上の充血して膨れている突起を撫でるように擦った。
「あぁぁん!!そこッ!らめぇ!」
「ここがよろしかったですか?では…」
指が恥部から離れ、今度は詩織の顔が脚の間に割って入る。
「えっ…嘘…駄目…んあぁぁァ!!」
詩織の舌が固く尖ったその突起物を舐め上げる。
「お嬢様の蜜の味…とてもおいしいです…」
「ちょ…ン…なに言っ…てぁんッ!」
だんだん奥から込み上げるものを感じ、そして一気に爆発した。
「あぁぁぁん!!………ハァ…ハァ…」
何…今の…?…体の…火照りが…引いていく…