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青山恵理・修学旅行の夜
【痴漢/痴女 官能小説】

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青山恵理・修学旅行の夜-6

トロンとした目つきに半開きの唇。


ありえないくらいピチピチの薄い体操服からくっきり透けている乳首は、恥ずかしいほどピンと立ち上がっている。


そして剥き出しの下半身は、粘りのある液体をだらだらと吐き出しながら、自らの人差し指と中指を根元までしっかりくわえ込んでいた。


……す…すごい。


あまりに衝撃的な写真に、免疫のない私はショックを受け、しばらくの間その表紙を見つめたまま完全に固まってしまった。


「――あれぇ?青山めちゃめちゃ見てるじゃん。お前結構興味あんじゃねーの?」

渋川くんのデリカシーのないツッコミに思わず顔がカッと赤くなった。

「ち……違うっ……は…初めて見たからびっくりしただけ……」

慌てて視線をそらす私を見てみんなが声をたてて笑ったが、櫻木くんだけは笑わずに雑誌をサッと布団の下に隠してくれた。


「ごめん。なんていうか……みんなシャレで見てただけなんだけど、女の子はこういうの嫌だよね」


櫻木くん自身は本を見てたわけじゃないのに、申し訳なさそうに謝る姿が、すごく誠実に見えた。


「でもすげぇよなー。やっぱ女の子もあんな風に一人エッチとかすんの?」


渋川くんと仲がよく、同じバンドのメンバーでもある安田くんが、ニヤニヤしながらミカの身体を舐めるように見ている。


「えー?まだその話ぃ?」


唇を尖らせながらもまんざらではなさそうなミカの態度がイラッとくる。


「ぶっちゃけミカは俺にされんのとどっちがイイ?」


渋川くんがいきなりミカの胸に手を延ばした。


「俺に舐められるのと自分で弄るのと、どっちが好きか言ってみ」


「やぁん。やめてよぅ」


布団の上で仰向けに倒されたミカが甘えた声を出す。


体操服の上から乳房をまさぐる渋川くんの手を払いのけようともせず、むしろみんなに見られているというこの状況を楽しんでいるかのように見えた。


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