『死をもって君に快楽を与える』-6
死神は私にキスをする。
「んっ」
尖った舌で唇をなぞり、ついばんだ。
そして深く口腔内を犯す。
クチュ…
「んっんんー…」
体がほてりはじめた。
チュ…
「ん………」
死神はクスリと笑う。
「私の分泌液は
媚薬の効果がありますがお体はいかがですか?」
体の芯がムズムズする。
「あ……………」
「目つきが変わりましたね。フ……」
死神は挿入しようと
私の一番熱くなっているところに自身をあてがう。
「ああ…
触れてもいないのにこんなにトロトロになって…
あなたは可愛いですね。」
そして
もう一度ついばむようなキスをする。
「ん…ふ…」
「気持ちよくして差し上げますから…
では、今生最後の快楽を…」