投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『死をもって君に快楽を与える』
【ファンタジー 官能小説】

『死をもって君に快楽を与える』の最初へ 『死をもって君に快楽を与える』 4 『死をもって君に快楽を与える』 6 『死をもって君に快楽を与える』の最後へ

『死をもって君に快楽を与える』-5

改めて男をよく見ると
タロットカードで目にする死神と同じ格好をしていた。

「ってことは死神?」

「ご名答。
さ、誰かというのもわかったことですし
セックスの再開でもしましょうか。」

ギシッと音をたて死神は私に覆い被さる。

「ちょっと!!まって。
あんたはなんでココにいるわけ?」

死神はきょとんとした顔をする。

「なんでってあなたはこれから死ぬからですよ。」

私は凍りつく。
血の気が引くってこういうことなんだと実感する。

「死ぬ?」

「そう。」

死神はにこやかに答える。

「だから私はココにいるわけです。
私の仕事は快楽を人に与えながら
あちらの世界に導くこと。
さあ、続きを…。」


『死をもって君に快楽を与える』の最初へ 『死をもって君に快楽を与える』 4 『死をもって君に快楽を与える』 6 『死をもって君に快楽を与える』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前