『死をもって君に快楽を与える』-4
「ふむ、
痛いとはおかしいですね。
私とセックスすると
皆気持ち良くなるはずなのですが…」
私の蹴りは効いていないようで
男は不思議そうに私をまじまじとみつめる。
「あ。さてはマグロ?」
「違うから!っていうかあんた誰?!?!」
「私ですか?私は神ですよ。」
「神様ぁー?バカなこといってるんじゃないわよ!」
「いや本当ですよ?
ただし死を司る者ですがね。」
そこまでいうと男はクスリと笑った。