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ジャンクション
【その他 官能小説】

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ジャンクション-7

私は、いたたまれず、立ち上がると走り出していた。
どこへも行くところが無かった。
翔の体では、誰にも相談することなど出来るはずがなかった。

翔の待つネットカフェへ向かうしかなかった。
翔は、昨日と同じ個室のカップルシートを借りていた。

おお、来たか?
あら? どしたの? 涙? 似合わねー!

うるさい!

私は、翔の頬を、おもいっきりひっぱたいたが、翔は、軽々とそれを交わしていた。

おいおい、男が女を殴っちゃ、しゃれになんないぜ。

まあ、話してみなって。

私は、泣き出しそうな自分を必死でささえていた。

お腹減った。

はあ?

お腹が減ったのよ!付き合いなさいよ!


は、その店にある3種類のパフェを注文した。
3つといっても、その店のパフェは特大でカップルが二人で食べるサイズのものだっ
た。

おいおい、俺も食うのかよ???

あたりまえでしょ?

何があったんだよ?
それから腹減って、何でパフェなんだよ?
彩、頼むからやけにならないでくれよ。俺の体なんだしよ。

男って最低!

なんで?

本当に最低な、ブタ野郎だ!

彩、琢也さんと何かあったのか?

その男の名前を出すな!
男なんて、体だけが目的なのよ。
それが、よーく分かった。

まあ、半分当ってるけどな。

いやらしい!

まあまあ、分かったから、話してみろよ。

琢也に話した。

信じてもらえなかったろ?

そこは、信じてもらえた。

それで?

男とは、する気になれないって・・・・・・・

・・・・・・・・

あたりまえの答えのような気がするが・・・・・・・


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