『愛を写す、君を愛すD』-2 「こらー、何騒いでんだー?おちつけー。」 担任教師の一言で ざわめいていた教室は 静かになり 皆、席についた。 それでも クラスのやつらの視線は 僕と山本ユリカに向けられていた。 山本ユリカは 相変わらず青ざめたままで下を向いていた。