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『愛を映す、君を愛す』
【学園物 官能小説】

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『愛を写す、君を愛すA』-1

山本ユリカとは2年生からクラスが一緒になった。

クラスの女子ほとんどが塗装という言葉の似合うメイクをしている中
山本ユリカだけはもともとパッチリした目元でほぼスッピンに近く
ストレートロングの黒髪だった。
しかも身長が175cmだから
下手したらクラスの男子の半数よりも背が高い。

そのため
クラスの皆とはわけへだてなく話すものの
少し浮いた存在ではあった。
いわゆる憧れの存在ってやつで
男子からも女子からも特別視されていた。


僕と山本ユリカは名前の順が離れてることもあり
7月の今日まで会話をしたことがなかった。


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