新・セクシャルな講義・第3章-1
第3章
(1)
真梨子ママは、私に乳首を弄られながら眼が虚ろになっていた。
やはり私が思っていたとおりに、彼女はM性かもしれない。
ただ、その程度が今は分からない、後でそれが分かるだろう。
時間の問題である。
(それも、すぐ分かるさ)と私は胸の中で呟いていた。
その程度、とは女性によって違うのだが、
相手の男性の嗜好や、その対応の仕方にも関係してくるのである。
それを、分かり易い言葉で言えば
M度又は被虐性というのかもしれないが。
多分、彼女はそういう感性を持っているのに疑いはないが、
おそらくはエム女の予備軍で、まだ染まっては居ないはずだ。
そうだとすると、それを教える必要がある。
彼女と双生児のような感じやすい恭子と一緒に。
(これは面白くなりそうだ。)と私は思っていた。
私は真梨子ママに、前から何となくそういう思いを感じていたが、
それを私の前で、流れとはいえ告白するとは思わなかったのである。
たとえ、こういう雰囲気の中で告白したとしても、
自らの意志で言ったのでなくても、結果は同じである。
それは、私が知ってしまったからだ。
言うまでもなく、私のエス根性は、
その昔、可愛く美しい少女を苛めたときから始まっていたのかもしれない。
私は或る時期からその道を歩いてきた、
その原点がここにあるような気がする。
そこで、私は彼女たちへ次の言葉を選んでいた。
「ねえ、ママ」
「あん、はいぃ・・せんせ」
「その子と再会して、私がどうその子をホテルで何をしたか聞きたいんだろう?」
「あん、はい・・とっても」
「恭子も・・かな?」
「はい、とっても聞きたいですぅ・・」
「わかった、では、恭子も聞いてご覧」
「あぁ、はい、せんせ、でも、あたし少し聞きたいことが・・」
(2)
恭子が甘えた顔をして言う、その眼は私を心から信頼している、
少女のような可愛さがあった。
そのボディーが豊満であっても、その心は少女のようだった。
私はそんな彼女が可愛く、苛めたくもなるというものだ。
「うん、何かな、恭子、私の知っていることなら何でも教えてあげるよ、
身体のことでも、女の身体のことでもいいぞ」
「あぁ、はい・・真梨子ママがそういう・・
いわゆる苛められたいという思いなんですけれど、
それは私にもあるかどうか、知りたいの・・
一般的に、女性は男性に奪われたい、
従いたいって言う気持は持っていると思うんですが、
せんせなら、そういう女性の気持ちが分かると思うので、
少し素人の私に教えていただければ嬉しいのですけれど、
あたしも・・そういう女性なのかなって・・」
「ふむふむ・・・そういう女性かもしれない、
と言うことだね、いいともさ」
「あん、恥ずかしいですけれど、おねがいします」
私は、相変わらず美しい二人の女性を愛撫していたが、
それだけで、二人は興奮して女の本性をさらけ出している。