永遠の誓い-7
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俺がシャワーから戻ると、由里子は手持ちぶさたにベッドに腰を掛け、足をブラブラとさせていた。
キレイに着飾り大人っぽく見える由里子だけど、このしぐさを見たら、まだほんの少女のようにも見える…
この危うさが、俺の心の柔らかい部分を掴んで離さないんだよな…
由里子を一生守ってやりたい…その感情とは裏腹に、目の前で少女のようにかしづく由里子を、俺の手によって激しく喘ぎ乱れる女にしたい…
…そんな男の本能とも言える強い欲望を、俺はこの時掻き立てられた―――
『さぁ…由里子もシャワー浴びといで!』
俺がそう言うと、由里子は静かに頷き、バスルームへと消えていった。
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シャワーから出てきた由里子は、白いローブに身をまとい、どこか決心したような瞳を俺に向けた。
『由里子…こっちにおいで!』
「うん…」
俺は由里子をベッドの中へと迎え入れた。
俺が由里子の上に、上半身をかぶせると、由里子は小さく震えていた。
『由里子…怖いの?』
「ううん違うの。先生とこうするの夢みたいで。ホントはすごい嬉しいんだけど、やっぱりちょっと緊張する…」
『そっか…由里子は女の子だもんな』
俺は由里子の緊張を解く為に、そっと由里子の髪を撫で指ですいた。