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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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永遠の誓い-6

    ♯♯♯



俺達は、ホテルのレストランでゆっくりと食事を済ませ、最上階の夜景の見える部屋へとエレベーターで上がった。



「うわぁ―――キレイ!!先生も見て…」



由里子は部屋に入ると、真っ先に窓辺に駆け寄った。



そこには、金、銀、赤…と、まばゆい街の煌めきが夜の海に反射し、幻想的な世界を創りだしていた―――



大人っぽい黒のマーメイドドレスを身にまとった由里子のくびれた腰に、俺は後ろからそっと腕をまわし、しばらくの間2人で幻想の世界を旅した。



由里子は、ウエストの前で組んだ俺の腕に、そっと自分の手を添えてこう言った。



「私…この夜の海…ずっと…忘れないでいたい…」



『そうだな…俺もちゃんとこの目に焼き付けておくよ!』



「うん。私達…今夜から始まるのよね…」



『あぁ…これから先、長い長い旅になるよ!』



「ふつつかな妻ですけど、どうぞよろしくね…」



由里子は、俺の方にクルッと体の向きを変え、こう言った。



『俺の方こそ、ワガママな夫だけどよろしくな!』



その言葉のあと、俺達は笑い合い、どちらからともなく唇を重ねた。



『由里子、一緒にシャワー浴びる?』



唇を一旦離し、そう聞いた俺に「ごめん…まだそれは…ムリかな…」と、由里子は恥ずかしそうにうつむいた。



『うん、無理しなくていいよ。じゃあ、俺…先に浴びてくるから待っててな!』



「うん…」



由里子は俺の前で小さく頷いた。


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