由里子の決断-4
それに―――
「佑介の胸…あったかい」
『それじゃ、由里子の胸は?』
佑介がいきなり私の胸に手を伸ばしてきたから―――
「イヤ―――バカ!!」
って…ついつい、いつもの調子に戻っちゃって…
ケラケラと2人で笑い合ったら、ちょっとだけ緊張の糸がほぐれたみたいだった。
佑介は私を抱きしめながら背中をモゾモゾと探ると、ブラのホックを外しスルッとブラを抜き取った。
そして熱い唇を、そっと私の小さな膨らみの先に落とした。
「あっ…」
その瞬間、ピリッと背中に電気が走った。
佑介は両手で私の膨らみを包み込みながら、その先を吸い舌先で転がし始めた。
「んっ…あぁ・・」
イヤだ…
ゾクゾクしちゃう…
佑介のチロチロとした規則的な舌先の動きが、私の膨らみの先の感覚を研ぎ澄ましていく。
「ぁあ…佑介っ」
『由里子気持ちいいの?』
「うんっ…」
私は目を閉じながら、佑介の舌先の刺激に酔わされていく。
その時だった―――下半身にジワンッと温かい潤いを感じた。