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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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究極の選択-2

    ♯♯♯



『由里子、元気出せよ!由里子がいくら考えたって、しょうがないことだろ?』



ある日の学校帰り…私は気分転換を兼ね、CDを借りる為に佑介の家に寄っていた。



「うん、それはそうなんだけどね。佑介はさぁ、私といて怖くない?」



私はふいに佑介にそんな質問をしてしまった…



『はぁ?怖いって何で?』



佑介はベッドに腰をおろしたまま、質問の意味が分からない…と言う顔をして聞き返してきた。



「私、自分の周りの人達を不幸にしてるんじゃないか?…って最近考えちゃうよ」



前に佑介と別れた時だって、パパとのことが原因だった―――



考えようによっては、私と関わったことで佑介を傷つけてしまった訳だから…



『バカなこと言うなよ!俺は由里子といたら、いつだって幸せだぜ!!』



「幸せか…」



あっ、コレ!前から聴きたかった歌だ!!



『イヤッ、冗談で言ってる訳じゃなくて―――って言うか、由里子聞いてる?』



「佑介―――ありがとね」



佑介はいつだってまっすぐ私に想いを伝えてくる。



それがかえって私を甘やかし、佑介のそばを離れられなくさせる。


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