美人教師は性奴隷 vol.1-1
ある日の夕方。
ずいぶんと日が傾きオレンジ色に染められた教室には1人の女性がぼんやりと座っていた。
彼女の名前は林田彩夏。
高校教師に成りたての23歳で、ナチュラルメイクの施されたその華奢で透き通ったきれいな顔立ちは、制服を着ても十分似合いそうだ。
身長は160cmほどで決して大きいわけではないが、よくも悪くもそれとは不釣り合いなFカップの胸がより強調されてしまっている。
そんな彼女は学校のちょっとしたアイドルで、生徒のなかには密かにファンクラブを作っている者もいる。
そして今日は進学を間近に控えた3年生から面談を頼まれているのだが…───
──ガラガラッ…
「ごめんごめん、遅くなっちまった!」
勢いよく入ってきたのは校内のいわゆる「番長」である杉浦悠太。
彼は幾度か暴力やタバコで停学を食らわされている相当なワル。3年に進級できたのが不思議なくらいだ。
「自分で頼んでおいて何してんのよ。」
「だから悪かったって!」
謝る悠太の顔には全く反省の色はなく、むしろ彩夏の体を舐めるように見ては不適な笑みを浮かべている。
「で、今日は何を尋ねたいわけ?」
「先生さぁ、彼氏いんの?」
彩夏のイライラが段々と溜まってくる。待たせた挙げ句こんなくだらないことを……───
そんなどうでもいい問答が5分ほど続いた時、ドタバタと音を立てて教室に別の男子生徒が走り込んできた。
「先生っ!大変です!外で誰か倒れてる!」
彩夏は急いで立ち上がり、報告しにきた生徒、穂高翔平に連れられて薄暗い体育館の裏に向かった。
4名ほどの不良達に囲まれ、そこには確かに生徒が倒れていた。
「あなたたち、喧嘩でもしたの!?」
「ちげぇよ!」
彩夏は慌てて倒れている生徒に駆け寄り、しゃがみこむ。
その時だった。