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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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身代わりの果て-3

彼がボロボロの状態で、私に抱きついてきた時、断ることも出来たはず…



あの時の彼に強引さは無かったし、むしろ壊れそうなほどに脆かった。



しかし彼の部屋に入り、いきなりベッドに押し倒された時、その力の強さに驚いた!!



廃人だった彼に突如生命力が甦り、いつもの力強い彼に戻ってきたみたいだった。



そんな彼は危険なほど魅力的で、その夜私は彼の部屋のベッドの上で、恥ずかしいほどに興奮し乱れた…



彼のキスに酔わされて、彼の指に全身の性感帯を探られ、何度も何度ものけぞった。



そして彼のたくましくそそり立つもので、激しく突かれえぐられ、数えきれないくらいイッた。



SEXがあんなに気持ちよかったのは、生まれて初めての経験だった。



私が彼の指に彼の舌に感じ声を出す度に、彼は何度も“みなみ”と私の名前を読んでくれた。



それが嬉しくて、私は体が欲するままに彼の与えてくれる悦びに酔いしれ喘ぎ声を洩らした。



    ♯♯♯



そんな官能だけを貪る不純な始まりだったけど、彼はそれからも私に優しくしてくれた。



夏休みが終わって2学期が始まってからも、彼は私達の関係を特別隠す訳でもなく、いつも通り学校でも優しかった。



当然2人でいる機会が増えれば、それなりに校内でウワサにもなったが、彼はそのウワサさえ気にしてる様子もなかった。



だから、私は油断していたんだと思う…



彼の中から佐伯さんの存在が消えたものだと…


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