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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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身代わりの果て-2

    ♯♯♯



彼があの子…そう佐伯由里子に好意を持っていることはすぐに分かった。



それはたぶん、私が同じように恋をしていたからだと思う。



彼が佐伯さんの姿を目で追う度に、私の胸は潰れそうなくらい苦しくなった。



そんなことが続いたある日、佐伯さんが自宅で大怪我を負い救急車で搬送された。



そしてあとから聞いた話によると、大怪我を負った佐伯さんを助けだしたのは彼だったと言う。



警察沙汰にまでなった事件だったけど、夏休み前日だったこともあり、さほど騒ぎにはならなかった。



そしてその事件以降、彼の様子が明らかにおかしくなった。



夏休みに入ってからの彼のやつれようは、ひどいなんてものじゃなかった。



私はテニス部の顧問をしているから、夏休み中も学校に来ていて、彼とも顔を合わせていたんだけど…



日に日に痩せ細って、目ばっかり鋭くなって、いつも屋上で遠くをぼんやり見てて…



そんな彼に、何度か声を掛けてみたけど、いっこうに聞こえていない…



まるで廃人だった。



そんな彼を前にして、私は手を差し伸べないわけにはいかず、部活終わりに彼のアパートに寄った…



その時、どうしようもなく荒れて弱っていた彼と………体の関係になった。


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