悪魔の義父-1
私は節々の痛みに体を引きつらせながら、手摺りにもたれるようにして、一歩一歩階段を降りた。
そして、キッチンの冷蔵庫に辿りつくと、ペットボトルの水を取り出した。
ぺットボトルを垂直に傾け、冷たい水をトクトクと口いっぱいに流し込んだ。
私の口の中は、不快なざらつきで正常に機能していなかった。
そこに水がしみわたり、ようやく体の一部としての感覚を取り戻した。
ママは仕事、弟のゆうは中学校に出かけたあとで、家の中はシンッ…と静まりかえっていた。
パパは自分の部屋でパソコンに向かい、デザインの仕事でもしているのだろうか?
私が喉を潤し、安心して部屋へ戻ろうとした、
―――その時だった!!
『由里子起きたのか?』
私の背後から、ふいにパパの声がして、私の背中にツ――ッ…と一筋、冷たい汗が伝った!
♯♯♯
昨日の深夜……門限を破った私の部屋にパパが来て、“なかよし”が始まった。
空が白み始める頃まで、パパの“なかよし”は続き、私は何度も意識を失う程、パパの指と舌によって下半身に辱めを受けた。
時間になっても起きない私を心配したママが部屋にきて、具合を聞き熱を計ってくれた。