「レイプ3態」-12
堅々とした漲(みなぎ)りをみせていたチ○コも、
急速に力を失って、
なよなよと縮んでしまった。
それにビール瓶をボトルネックのところまで飲み込んでいる菊門が、
青紫色に変色していた。
瓶全体も強烈に冷やされていたから、
菊門粘膜が凍傷になったのかも知れない。
美香がその様子をまたデジカメに収めた。
中年男のアナルにビール瓶の差し込まれている図は、
かなり珍妙で哀れな姿である。
盛んに焚かれるフラッシュに、
川島課長は顔を顰(しか)めたたが、
何も言葉を発しなかった。
それよりもアナルから下腹部を襲っている、
激しい痛苦のほうが切実だったのだろう。
やがて明美はビール瓶を、ゆっくりアナルから引き抜いていった。
やはり、菊門粘膜は軽い凍傷に罹(かか)ったようで、青白く変色したところが、爛(ただ)れたようになっている。
瓶を引き抜いた菊門から、ビールがボタボタと戻り流れ出てきた。
腸内の大便と交じり合った色をして、便臭もともなっている。
そこでふたりの女は位置を交代して、美香が課長の臀のところに身体を寄せた。
その美香の手には、
極太いバイブが握られている。
それが課長のアナルにあてがわれると、
グリグリとこじながら押し入れはじめた。
「グ、グェーッ!」
課長の口から獣じみた悲痛な声があがった。
そのアナルを襲う痛苦の様が、
いかほどのものか想像される。
美香はバイブを両手で持つと、
渾身(こんしん)の力を込めて、
ズブズブと埋め入れていった。
凍傷で脆くなった菊門の粘膜が、
何ヵ所も裂けて血がしぶいた。
凌辱された恨みを晴らすように、
美香は乱暴にバイブの出し入れをしていった。
川島課長は紅潮した全身に青筋を浮かべ、
表情は苦悶に歪(ゆが)み、
息も絶えだえになっている。
「課長。美香ちゃんの苦痛や屈辱が、どんなものだったのか。よーく味わいなさい」
明美がそう言いながら、デジカメを構えて撮影をはじめた。
フラッシュの閃光がつづけざまに焚(た)かれる。
彼女はカメラのシャッターを押しながら、さらにつづけた。
「こんど派遣社員にイジワルやセクハラをしたら、
会社にいられなくなるのは自分のほうだってことを、
肝に銘じておくのね。
ねっ、課長さん」
明美のその言葉に、課長は虫の息で力なくうなずいた。
それを見て明美が美香の肩に手を置いた。
もうその辺で許してやろうという意味である。
課長のアナルから、血まみれのバイブが引き抜かれた。
彼はこれから毎朝の排便のたびに、難儀な思いをすることだろう。
こうして派遣社員美香の復讐レイプは終了した……。
(了)
※本作品は筆者が某アダルト雑誌に発表した作品に、大幅な加筆修正をして改訂したものです。