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美奴隷・女として
【その他 官能小説】

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美奴隷・女として(1)-3

歩き始めたときは、そうでも無かったのですが、
バスや電車などの階段を登るとき、
それが激しく私を襲うのです。


誰も見ていない、感づいていないと解っていても
人の眼を気にしてしまい
その焦りが更に私の羞恥心を煽り濡れてくるのです。


私が相手の男性との待ち合わせ場所の駅に着いて
すぐに改札を出ました。

私はその人を見かけると、
その男性に向かい早足で歩いていきました。


歩く振動は、更に股間のショーツを割れ目に食い込ませ、
私を狂わせるのです。

私は焦る気持ちでその男性の前に来ると
一息付いてから言いました。


「あぁ、ご主人様・・遅れて申し訳ございません」

「どうして遅れたのかな、美奈子」

「はい、あそこに食い込んで感じてしまいました、そして・・あぁ」

「感じてしまったんだね」

「はい・・」



(3)


私はその男性と出会ってから約1年になります。

そのきっかけは、
私が何気なく或るカルチャーセンターの生徒募集を見つけ
色々悩んだ後、その絵画教室に入会したときからのことです。


私は絵を見たり描くのが好きでしたので、
何かそういう処を捜していたのです。

ある日、ショッピングの途中で偶然、
友人の恵美さんと会ったのです。


私が素敵なブティックを見つけて、
春向きの服を選んでいるときのことです。


誰かが後ろから、ポンと私の肩を叩くのです。
私はこんなところで合う人など特に心当たりが無かったのです。

「まぁ・・誰かしら?」
と思いながらふと後ろを振り返りました。

「こんにちは美奈子さん、お久しぶりですね、
素敵なお洋服見つかりましたか?」

「あっ、恵美さん、こんにちは、本当に久しぶりね、
ええちょっと見ていたの」


恵美さんは可愛らしいとても素敵な方で、
私の数少ない内のお友達なのです。

「そうなの、実は私もね、
春だし、洒落たお洋服がないかなと思って来てみたのね」

「そう、でも恵美さんは綺麗だから何でも似合うわよ」

私にしては珍しくお世辞をいっていました、
それ程彼女とは気が合うからなのです。


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