Y先生の乙女な不安-15
「ぁん…や、ぁあっ…。」
「すげ…なんかいつもより濡れてない?」
「そん、な…だって…あっ…。」
「ん…?」
「ずっと触ってほしかったから…っぁあ!」
ハルの指が私の中を突き上げる。
「かーわいぃ。」
ごつごつした長い指が私の中を出入りし、肉芽をぐりぐりと弄ぶ。
「あ、ぁ…はぁっ…!」
私の手はもうハルのモノに添えられているだけで、動かす余裕なんかまるで無かった。
だけど…。
だけどこんなんじゃ、全然足りない…っ。
「ハル…私、もう…。」
「なぁにー?」
ハルは私の言いたいことを全部分かっているみたいで、にやにや笑いながら聞き返してくる。
「も、耐えらんない…。」
「それで?」
私の中で意味ありげに指を動かし、言葉を促す。
素直になりたかった。
恥ずかしくても、ハルは受け止めてくれるから。
「ふぁっ…ハルが欲しいの…お願い、挿れて…んっ!」
指が抜かれ私の中心は期待に疼くが、ハルはにやにやしているだけで何もしない。
「…由希ちゃんが挿れてよ。」
「!」
…今日のハルは、いつもよりも意地悪だ。
でも、羞恥とか理性とか吹っ飛んでしまうくらい、繋がりたくてたまらない。
…もうこれ以上、無理っ…
椅子に座ったハルに向かい合って跨がる形で立ち、私はハルの肩に手を置く。
「いーよ?来て。」
ハルは余裕たっぷりで、やっぱり悔しい。
愛液の伝う私のそこを、硬く反り返ったハルのモノにあてがう。
「…んっ。」
くちゃ、といやらしい音が耳に響く。
「はぁ、ん…ぁあっ…。」
「やらしーなぁ。」
私の中に徐々に埋まっていくハルの感触に、言い返すこともできない。