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背徳の時間〔とき〕
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背徳の時間〔とき〕B 前編-10

しばらくそうしていた和気だったが、おもむろに真由花の中から自分のものを引き抜いた。



そして官能の渦の中で腫れあがった真由花の秘所に、左手の指を2本差し入れ、右手の親指の腹を真由花の花芯にあてがい、下から真由花の中をかき混ぜ始めた。



真由花の秘所はグチュグチュと卑猥な音を立て、和気の左の手のひらいっぱいに、トロトロとした濃い液を溢れさせている。



「ああ――っ、わきさん。はんっはぅ…あんっ、すごいよぉ。」



真由花は完全に和気の指に捕らえられ、声にならない声で喘ぎ続けている。



『まゆかも…このままイッてごらん。』



和気はそう言うと、真由花の硬く尖った陰核を、右手親指の腹を使い上下にコリコリとこすり、真由花を上へ上へと昇らせていく。



「んはっ…ダメ――。ダメよ、わき…さん。まゆかおかしくなっちゃうぅ。」



先ほど昇りつめる途中だった真由花の中に、再び激しい官能が渦を巻き、絶頂を迎えようとしていた。



「あぁ――ん、まゆかイッちゃうよぉ…。わきさん、イク――――。」



真由花は、激しく中を収縮させ、和気の挿入した2本指をグイグイ食いしめながら、前のめりに果てた。



肩を上下させ、荒い呼吸のまま和気の胸にもたれて、激しい昇天の余韻に浸っている。



しばらくそのまま真由花に胸を貸していた和気だったが、真由花の中から2本の指をゆっくり引き抜くと、真由花の目の前にV字に広げてみせた。



そして指と指の間にトローッと引いた真由花の蜜を、自分の舌で絡め取った。



「もう和気さんのバカ…。」



真由花は恥ずかしくて、再び和気の胸に顔をうずめた。



おわり


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