由里子と痴漢-2
下着の上から尻を這っていた男の手が一瞬離れたかと思ったら、由里子の滑らかな下腹に到達し、そこを撫で回し始めた。
そして申し訳程度に下半身を覆っている純白の薄布へと、ついにその手を伸ばしてきた。
その手はへその下のラインを越え、焦らすように薄布の中へと忍び入ってくる。
そしてさわさわと、僅かばかりの由里子の下草を弄ったあと、その手をさらに先へと進めてきた。
女子高生である由里子の秘めやかな場所。
その場所へと辿り着いた男の指は、ついにその亀裂へと指を浸食させた。
つぷ…
抵抗なくするりと亀裂を沈んでいく男の指。
つぷぷ…
指はさらに亀裂の奥へと進んだ。
と思ったら、男が突如内側にクイッと指を曲げたので、その弾みで由里子の敏感な突起に男の指先が命中してしまった。
「ひんっ!」
その瞬間、鋭い快感に貫かれた由里子は達してしまった。
「おやおや、もうイッちゃったんだ。見かけによらず淫乱な子なんだね」
男は由里子の耳元でくすりと可笑しそうに笑うと、達したばかりの突起から指を離すことなく、今度は優しくゆっくり突起をなぶり始めた。
「このまま何度イケるか試してみようか?」
どこか楽しんでいる風な男の口調。
由里子の方はと言えば、逃げられない快感から狂わんばかりになってしまっている。
快感に支配された身体は、すでに抵抗する気力すら失ってしまっていた。
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