それでもトリオは全裸で行く-1
Ａ「いやー、駅前は相変わらず人が多いなぁー」
Ｂ「こんだけ人が多ければ、親子連れもいるだろうね。
そして、小学生のかわいい女の子がこう言う。
『およめにもらってください』と。俺はこう答える」
Ｃ「『すいませんごめんなさい生まれてきてごめんなさい。
今すぐ飛び降りるので許してください』か？」
Ｂ「ちっげーよボケ！なんでそんなに自虐的にならなきゃならないんだよ！
言っておくが、俺は自分の存在に何ら疑いは持っていない。
子供は愛されるべき存在、愛すべき存在」
Ｂ「 Ｉ ＬＯＶＥ 子ども 」
Ｃ「まるで引き潮のように周りの子連れが離れていくぞ」
そろそろ黙らせるか…、ってユッキー？」
Ｂ「うわ何をするやめろ……。
っておいユッキー？どこを見ている？」
ユッキー「ん……あ、ああ、なんでもない…」
Ｃ「……謎は全て解けた！つまり、昔別れた女が
男を連れて歩いてたんだな！」
ユッキー「ッッ！！」
Ｂ「この反応……ニヤリ。当たりでげんすなオヤビン！」
Ｃ「よし子分Ｂ、あのラブラブラブリーカップルの間を急いでるフリをしてつっこんでこい」
Ｂ「アイアイサー！」
ユッキー「ちょ、お前ら！いいんだって、別に。アイツが幸せでやってくれれば……」
Ｂ「うおおお……フンッ……あ、ごめーん。道端で倒れてたおばあさんを助けてたら
つい遅れちゃってー」
Ｃ「さすがバカップル撲滅委員会会長だ。でもそれは遅刻の言い訳だからな」
ユッキー「………」
Ｃ「すっきりしたし、ゲーセンにでも行くか。
今日こそ『温泉でドッキリ！？ムラムラ占いハート☆』にリベンジしてやるぜ！」
Ｂ「勇者様の帰還だぜー。子供愛せどバカップルは憎め、をモットーに
これからも精進していきたいと思います！おっと貢ぎ物は自宅の方までお願いしまーす」
ユッキー「………よし！タカ！トモ！ゲーセン行こうぜ」
トモ「幼女との出会いを求めて！」
タカ「いねーよ」