あやかのあやまち-5
あっ…あっ…
んっ…ダメっ…
あぁ…スリリング…
[ あっ…ダメぇ…
カニちゃんが起きちゃうわ… ]
カニちゃんは完全に私が酔っ払って主人と間違えてると思って息を殺し、決して声を出さない。
ここまで来て男を間違えてる事に気づかない女などいない。
[ あっ…あっ…
あっ…イッ… ]
あぁ…
なんてスリリング…
あぁ…
私は思わず口を押さえたまま、下半身をぷるぷる震わせる。
×××がすっきりした私はそのまま元の位置に戻り…
何くわぬ顔して横になった。
何かあったら間違えましたで通してやるんだからぁ…
次の朝、カニちゃんは朝から飲み直そうという主人の誘いを断って、丁重に帰って行った。
私たちは休日の最後を4回キスして、仲むずまじく過ごした。
私のダーリン、今橋真一は映画のロケでアラスカへ発って、カニちゃんはタバコとポーチを忘れて帰った。
カニちゃん…
ポーチ取りにこないかなぁ。