俺のM女調教日記(12)-3
「帰りたければ帰っても良いぞ、それはお前次第だ、
だがお前が慕う佐恵子をこのままにして帰れるかな・・」
俺はジロリと真央を見ながら笑い、佐恵子に言う。
「佐恵子立て、真央にお前の晴れ姿を見させてやろうじゃないか」
「え?・・は、はい、ご主人様」
佐恵子は手を後ろ手で縛られ、ディルドを挿入しながら立った。
その姿が俺は何とも悩ましいのだ。
俺の手にはバラ鞭が握られている。
「歯を食いしばってちゃんと立っていろよ」
「あん、はい・・ご主人様」
俺は佐恵子の口にボール型の口枷を装着した、これをボールギャグと言う。
こうすると激しい痛みに、声が抑えられるからだ。
俺は手を上に上げ、その手に握られている鞭を大きく振り上げた。
その鞭は佐恵子の大きな乳首の上で、激しい音を立てながら舞う。
バシッ!バシッ!という音は回を重ねることに強さを増す。
打たれると同時に、佐恵子の口から悲鳴が上がる。
「あん!あん!・・あぁぁ・・」
初めは2,3本の赤い痣が佐恵子の身体に付いたが、
その痣の数は更に鞭の音と共に増え続ける。
「ひぃ・・!」
声にならない悲鳴が部屋に響く。
俺は取り憑かれたように佐恵子を痛めつけた。
佐恵子がぐったりし床に崩れ落ちた。
その時予期しないことが起きた。
さっきから放心しながらこの行為を見ていた真央に変化が起きていた。
真央は、崩れ床に伏している佐恵子に這いずりながら近づいた。
そしてしっかりと裸の佐恵子にしがみついた。
「さ、佐恵子さん、大丈夫ですか?・・でも、真央は知っていました」
「あん、真央ちゃん・・あぁ・・でも何を?」
佐恵子は汗で流れる顔を真央に向けていた。
「佐恵子さんのこういうことを、でも確信はありませんでしたが、
もしかしてと、それはあの日、私メモを見てしまったのです、
初め悪戯と思ったのですが、一応渡された物ですから、でも・・」
「あん・・でも?」
「でも、本当だったなんて、こんなには・・凄い・・私・・私・・」
そう言いながら真央は泣いていた。
「私を・・佐恵子さんと同じように・・」
「え?・・されたいの?」
真央は、頬を薄く染めて恥じらいながら黙って俯いた。
佐恵子の顔は優しかった、そして嬉しそうだった。
真央だけが解る佐恵子の本当の顔なのかも知れない。
ご主人様の奴隷になる他の女性が、大好きな真央ちゃんなら・・
と、いう思いが佐恵子の気持ちを喜ばせた。