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パティシエ
【その他 官能小説】

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パティシエ-3

ふぅっ…ぁ…

ダイニングチェアの上にそっとお尻を置かれた千春はその瞬間に股間からポタポタとこぼれ落ちたぬくもりからか、夫の体から離された切なさからか、どちらとも取れる小さな切なさを漏らした。


ケイイチはそんな妻に口づけして、その唇をまた額につけた。


…………

第34回パティシエ・コンクール。

カナダ人を父に持つ、ケイイチ・ジョンソン。

独立して妻の千春と二人で小さな洋菓子店を構え、2年目にして最高金賞に輝いた。


その勝利者インタビューで…

[ ジョンソンさん、おめでとうございます
あなたにとって、最高のスイーツとは? ]

[ 甘く滑らかで…
それでいて豊かで多彩な女性器の食感です ]


満面の笑顔で言い放った彼の言葉に、会場がピシッと凍りついた事はいうまでもない。


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