冷たい指・女教師小泉怜香C-8
「……んっ……ダメだって……あっ……」
興奮で微かに汗ばんでしまった二つの膨らみを、舌全体でヌルリと舐めあげては素早く吸い上げる巧みな舌使い。
生暖かい感触に身体の芯がとろとろと溶け出し、秘裂から熱いものが大量に流れ出すのがハッキリとわかった。
もう……我慢できない………。
私は事務椅子の背もたれをギュッと握りしめながら、唇を強く噛んで必死で声を殺していた。
亮はそんな私を更に追い詰めるように、容赦なく敏感な先端へと舌を滑らせてくる。
「……あっ……そこ……ダメ……」
「ダメなことないだろ……こんなになってんのに……」
反論出来ないくらいピンと尖ってしまった乳首に、意地悪く歯を立てる亮。
相原博美の耳には、私たちの会話が完全に聞こえてしまっているに違いない。
私がいくらごまかそうとしても、亮はわざと卑猥な言葉ばかりを選んでいるように思える。
その言動は私ではなく、まるで衝立の向こうの相原博美を挑発しているように感じられた。
「きょ……教室に戻って……あっ……ん」
「……センセー……その顔そそる……」
亮の手が私のスカートを一気にウエストまで捲りあげる。
「……あっ……んんっ……ダメだって……」
乱暴な亮のやり方に明らかに違和感を感じながらも、私はすでに恥ずかしいくらいに濡れてしまっていた。
「エロい下着じゃん……俺のこと待ってたんじゃないの……」
―――意地悪な亮。
そんな言い方しないで。
あの日以来――私は以前より下着や香水に気をつかうようになっていた。
それはあなたが好きだから。
今度こそは自信を持って、あなたにちゃんと抱かれたいと思っていたからなのに………。
亮の指先が、ビリッとストッキングを破く。
「……やっ……ダメ……」
やめて……。
こんなやり方あなたらしくないよ……。
「そのわりに……すげぇベチョベチョ」
クロッチを脇へ乱暴に引きはがし、亮の指が濡れたラビアの表面をぐるりと撫で回した。