エース-5
「ひろみ。覚えている?
あなたは私への忠誠を示せなかった。
同じ試練を乗り越えられなかったのよ。
イクのと同時に排泄したの。
その屈辱を繰り返すつもり?」
「ああ、お蝶夫人。
あの時は、本当にお蝶婦人を愛していました・・・・・・・」
「嘘よ!今度も同じように、あなたはその娘を裏切るのよ!」
「もうすぐ5分よ。残念ね。
あなたの正体が、もう一度暴かれるのよ。
さあ、その機械を取って自分でなさい!」
気が遠くなりそうな便意が絶え間なく突き上げる。全身から噴出す脂汗が、尻からももを伝い細い足首へと流れ落ちる。
ひろみは電気アンマ機を手に取るとスイッチを最強にした。そして、一気にクリ○リスに押し付けた。
ぶーーーーーん! ぶーーーーーん!
「うあああああああああああ!」
凄まじい便意と強烈な快感が交じり合う。薄れそうになるアナルへの意識をコントロールしながら、ひろみは快感を拾い集めて一気にアクメへと駆け上っていく。
「もうすぐ化けの皮が剥がれるわよ。」
ひろみの股下に優子が放り込まれた。ひろみが排泄すればその全ては優子に降りかかる。
ぶーーーーーん! ぶーーーーーーん! ぶーーーーーーん!
「んはあ!イきそう!
お蝶夫人・・・・・・見て!
お蝶婦人のために・・・・・・
やり遂げます・・・・・・
――――――――っく!!!!!」
ひろみは大きく背中を反らすと、痙攣するように四肢を震わせ昇天した。
そしてアナルは石のように硬く閉じて開かなかった。
痙攣が治まると、ひろみはスカートを拾い、出口を抜けて一目散に駆け出していった。
「なにあれ? みっともない。」
「お黙りなさい!
誰?ひろみを馬鹿にするのは?」
ひろみが部室に戻ると、次の生贄が泣き叫んでいた。ひろみは優子の手錠をはずし、お蝶夫人に一礼すると優子を連れて駆け出した。
校門を出たところで二人は立ち止まり、ぜえぜえと息を吐いた。
優子が真っ青な顔でひろみを見上げる。
「ひろみ。ひろみ。ごめん。
ありがとう。本当にありがとう。」
ひろみが優子を抱きしめる。優子の涙がひろみの頬を濡らした。
「行くよ!」
ひろみは優子の手を握ると歩きだした。
「ひろみ。ありがとう。本当にありがとう。」
優子はひろみの手を強く握ったまま泣きじゃくった。
そして何度も何度もありがとうと繰り返した。
その時、ひろみの携帯が鳴った。麗華からの着信だった。
麗華と別れて1年以上経つが、初めての着信だった。