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今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT1>
【OL/お姉さん 官能小説】

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今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT2>-1

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送信トレイ
DATE:20XX/11/15
TO:加瀬 裕介
SUB:椿です
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どこに行けばいいですか



…樹里からユースケ君のアドレスを聞いて、こんなメールを送っていた。
何も考えずに。
そう…何も考えずに−−−−−





『流れ星のように』

Tsubaki's Time〈COUNT 2〉





朝9時頃。携帯電話が振動して、あたしは目を覚ます。
枕もとにある携帯電話に、寝ぼけながらも手を伸ばした。

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受信トレイ
DATE:20XX/11/15
FROM:加瀬 裕介
SUB:Re:
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今夜、七星で。
11時には終わらせるから


ユースケ君からの、そんなメールだった。
一気に、眠気が覚めてくる。
そうだよね…あたし、「どこに行けばいいの」ってだけ送って…

−−あたしはぼさぼさの髪の毛を掻きながら、メールを作成しだした。




…何回かメールをするうちにわかったこと。
ユースケ君はあたしの住んでる目白からひと駅の高田馬場に住んでるってこと。
気を使ってくれたのか、ユースケ君は待ち合わせ場所を七星ではなく、高田馬場駅にしてくれた。
目的地に向かう間…あたしは色々考えていた。
「下着だって選んで着けてきたし…大丈夫だよね?」
とか、
「ユースケ君はあたしのこと、どんな風に思っただろう」
とか…そして…


「ユースケ君は、どんな風にあたしを抱くんだろう…」
って。

…馬鹿じゃない。あたしってば…
何度もそう思った。だけど、思わずにはいられない。
なんてことを言ってしまったんだろう…でも、もう遅い。
…もう、あたしは電車を降りてしまったんだから。

電車を降りたときは、まだ23時半にはなっていなかった。
だけど改札を出て、少し歩いて…
待ち合わせ場所に目をやると、彼はいた。

「お待たせして…」

「まさかこんなに早く決めてくれると思わなかった。じゃあ行こう」

クスッと笑うユースケ君。今から抱かれるんだ…と思うと、やっぱりドキドキしてしまう。
言い出したのは、あたしの方なのに。


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