今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT2>-4
「…あっ」
ユースケ君が右膝に触れたかと思うと、手のひら全体で膝から太ももにかけて撫でていく。
焦らすように太ももの内側を撫でられると、ぞくぞくと寒気にも似た感覚。
「んっ…」
「椿さん…やらしいな」
下着のカップをずらされて、太ももを撫でられながら胸の頂の敏感な部分にユースケ君の舌が触れた。
きつく吸われるわけでもなく、軽く舌先で愛撫されるだけだけど、そのくすぐったさがじれったくて。
「直接、触ってもいい?」
「えっ…?」
「椿さんの大事なとこ」
あたしの胸を愛撫しながら、にこっと笑ってそう言うユースケ君。
太ももに触っていた手は、あたしの脚を開くとストッキング越しに大事な部分に触れる。
あたしの体が、小さくだけど反応した。
「触ってもいい?」
答えないあたしに、またユースケ君は問いかける。
「そんなの、聞かないで…恥ずかしいから…」
「じゃあ、触る」
ユースケ君は体を起こして、あたしのストッキングに手をかけると器用に脱がしていく。
…何だか、脱がしなれてるのが悔しい。
ユースケ君は脱がし終えると、まじまじとあたしの体を見ていた。
「何…?」
「いや、やっぱり樹里さんよりスタイルいいよ。Hな体してる」
「そんなの、言われたことない…」
「ほんと? じゃあ…」
ユースケ君はロンTを脱いで、ごろんとあたしの体の上に寝転って。
「いっぱい楽しんじゃお」
あたしの背中に手を回したかと思うと、手早くホックを外して下着を剥ぎ取る。
左手は背中に這わせて体を密着させたまま、右手は下着越しに。
――あたしの大事な部分に。
「体冷たいのに、熱いね。ここ」
「ひゃっ…」
するり、と下着の中に侵入してくる手。
「やらしー…」
そこはもちろん、愛撫によってぬかるんでいて。
「んっやぁっ…」
入り口に沿って、指をユースケ君が埋めていく。
指が少しずつ入っていく感触に、とても体が反応して。