投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

【悲恋 恋愛小説】

嘘の最初へ 嘘 1 嘘 3 嘘の最後へ

-2

「あ」

『この私が、あんたごときと付き合うわけないでしょ。マジでくたばれ。さようなら』

電話が切れた。
虚しい電子音が流れる。何度も、何度も。
俺の頭の中で君の声がループする。何度も、何度も。


エイプリルフール。嘘を付いてもいい日。


ちくしょおおおぉぉぉ!!!!
天国から地獄のドン底に叩き付けやがって!人をどんだけおちょくってんだ!
あの女!
あんな女…。
あんなの…こっちから願い下げだぜ!




なんてウソだしいいいぃぃぃ…!
その嘘すら可愛く見えるうううぅぅぅ!!

先に恋に溺れた方が負け、ということか…。

くっそおおおぉぉぉ!!!!
俺はまだ諦めねぇからなあああぁぁぁ!!!!


《終》
雑談BBS・1192作ろう小説で!・参加作品


嘘の最初へ 嘘 1 嘘 3 嘘の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前