『あたしのビョーキ』-18
ベッドに横になる瑠璃にもう一度キスをする。今度は唇の触感を楽しむためのキス。んで、ダサい紫のジャージのズボンを脱がせて、スパッツ姿……と思ったら既にショーツが顔見せしてくれる。そういえば夏は蒸れるからってんで、午後が無いときは直にはくんだっけ。
水色の横縞パンツ。可愛いな。そそるよ瑠璃。つか、ほんといいな。
顔を近づけると、酸っぱい中にアンモニアの香りを感じる。てっきりレモンみたいな爽やかな匂いがするのかと思ったけど、あたしのだってそんな素敵な匂いがしないし、しょうがないか。
クロッチは既に濡れそぼっており、黒い茂みが透けて見える。その様子に誘われたあたしは、予告なしにショーツの窪みに口付ける。
「はむ……」
舌先に潮の味が訪れる。なるほど、母なる海の味とはよく言ったものだ。
「んあ!」
さらに舌を突き出すと、瑠璃は脇をしめて震える。そのまま唾液で汚してあげようと思ったけど、どうやらその必要も無いらしい。汗かな? いやいやここはやっぱり愛液でしょ? この子、あたしのこと好きなんだからさ。
クロッチをずらし、彼女の大切な部分を暴く。まだ男も知らない綺麗なピンクの割れ目。多分、生理かオシッコのときぐらいじゃない? 瑠璃が自分のに触るのって。
大陰唇も少陰唇も唇を閉じたまま。まるで貝ね。キスしたら開く? それとも無理矢理してあげたほうがいいかな?
「きゃ、先輩、大胆……」
瑠璃はあたしのお気に入りのクッションを抱きしめ、表情を隠しながらこっちを見る。
「先輩、悪い人です」
さっきからおかしいな。なんで瑠璃の匂いは素敵なんだろ。
身体の奥が疼く。多分あたしも濡れてるんだ。でもどうするんだろ。瑠璃って一人エッチしたことあるかな? 指でしてくれないかな? またあたしだけいけないなんてやだな。
……そうだ。あれがある。
「先輩?」
舌先のイタズラを中断したあたしに、瑠璃は怪訝な顔をする。
安心してよ、あたし、すごくいいことしてあげるからさ。
あたしは上下のジャージを脱ぎ、スパッツ、タンクトップ姿で彼女に覆いかぶさる。
「先輩、胸、大きい。羨ましいです。どうして大きいの?」
「毎日揉んでるから。つか、瑠璃も大きくなるよ。あたしが揉んでやるからさ」
ジャージに手を潜り込ませ、スポーツブラ越しに弄る。丘の上にツンと立った乳首に触れる度に、彼女は壊れたラジオのように外れた音で嘶く。
「ん、んあ……やぁ……」
「ね、どう? きもちいい?」
「はい、だって、先輩にされてるから……」
瑠璃は眉をしかめながらあたしを見る。受け子と一緒だ。なら大丈夫。
「するよ、瑠璃、いいよな」
布なんて邪魔なだけ。引きちぎる勢いで脱がせる。露になった汗と唾液で濡れる秘部。あたしのは……一緒か……。