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光と影
【ファンタジー 恋愛小説】

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光と影 act.3-2

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検査が終わった頃にはもう日は傾いていた。


―おっ!終わったかよ! じゃーまた明日会おうじゃないか! ひゃっひゃっ

「明日は雨になりますように」

―そしたら夜も雨にするように頼んどくよ ヒヒヒ

「…う゛……」

―悪いこと考えるんじゃねーよ じゃあな

「はいはい。じゃ」



僕の部屋に戻りベットに入った。

するとベットは暖かい日差しを受けいつも以上にふわふわしており温かかった。


だから朝……


(―春のような日差しをプレゼントしてやろう!)


ちっ、カッコつけやがって……





―あら?どうしたの? いつもより元気そうね。 検査だったのに。

「布団がふわふわしてるから…」

―まぁ、ふふっ。お礼言ってないんでしょ?

「気付いた時に居なかったしな」
―明日があるわよ?

「…う………」

―わたし、あなたのそうゆう照れてるとこ好きよ。 可愛いだもの。

「うるへー」

―でも…あたしに素直になってくれるあなたも好き。 あたししか見れないじゃない。


もう僕の顔は真っ赤だな。
夜でよかった。
月明かりだけで。


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