光と影 act.1-2
―わ、わたしのこと見えるの?
「おっ おぅ…」
―初めてだわ! 嬉しい!
「もしかして…お前あれか? 魂狩ります☆ってな感じの死神とか? って漫画の読みすぎか…」
―違いますわ! わたしは月です! 月に宿ってると言うかなんというか…(汗
「あー頭大丈夫?」
―本当ですわ! 信じて下さい…
そいつは涙ぐみながら僕に一生懸命言っていた。 正直……
一目惚れだ
「…えは?」
―えっ?
「だから!名前は? ったく何回も言わせんな」
―ごっ ごめんなさい ルナです。
僕は初々しい中学生みたいに顔を真っ赤にして、突っぱねてしまっていた。
―あなたのお名前は?
「僕は……大介」
―大介♪ ふふっ嬉しいなぁ よろしくですわ!
「あぁ」
これば僕とルナの始まりだった…